パーティー装飾サービス契約書の記入例付き完成テンプレート
このパーティー装飾サービス契約書テンプレートは、誕生日会、結婚式、企業イベントその他の催事における装飾業務を依頼する際に利用できます。装飾の範囲、会場、設営・撤去日時、報酬、支払条件、キャンセル料、貸与物の返却および損害責任を当事者間で明確にし、認識違いを防ぐためのひな形です。
パーティー装飾サービス契約書は、イベント主催者と装飾事業者の間で、装飾業務の内容と条件を確認するための文書です。誕生日会、結婚式、記念行事、企業催事などでは、完成イメージだけでなく、設営時間、使用素材、費用および撤去の責任を具体的に定めることが重要です。口頭の依頼だけでは、装飾範囲や追加料金をめぐる認識の相違が起こりやすくなります。本テンプレートを活用し、実際のイベント内容に合わせて必要事項を整理してください。
パーティー装飾サービス契約書とは
本契約書は、依頼者が装飾事業者に対して会場装飾、バルーン装飾、フラワーアレンジメント、看板・背景パネルの設置、テーブルコーディネートなどを依頼する際の業務条件を定めるものです。委託する作業と成果物を明示することで、双方の役割と負担を把握しやすくなります。
契約の対象には、デザイン提案、資材の手配、搬入、設営、当日の修正対応、撤去および廃棄まで含めることができます。どこまでを報酬に含めるかは、見積書や仕様書と整合させて記載しましょう。
契約書に記載すべき主な項目
当事者の氏名・名称、連絡先、イベントの日時と会場、装飾の内容、報酬額、支払方法、作業時間およびキャンセル条件は基本項目です。会場の規則や搬入経路、電源使用の可否なども、作業に影響する場合は事前に確認します。
| 記載項目 | 記載する内容 | よくある不備 |
|---|---|---|
| 業務内容 | 装飾の種類、数量、配置場所、デザイン案 | 「会場装飾一式」とだけ書く |
| 実施日時 | 搬入、設営、イベント、撤去の各時刻 | 撤去終了時刻を定めない |
| 報酬・費用 | 基本料金、材料費、交通費、追加作業費、消費税 | 追加費用の発生条件が不明確 |
| キャンセル | 通知期限、返金額、実費負担の基準 | 資材発注後の扱いを決めない |
| 損害対応 | 会場・備品への損害、不可抗力時の対応 | 責任分担を記載しない |
仕様書・見積書との連携
デザイン画像、配置図、色指定、使用する装飾品の一覧は、別紙の仕様書として契約書に添付すると有効です。見積書に記載された金額と契約書の報酬額が一致しているかも確認してください。
装飾内容を具体化する方法
装飾内容は、場所ごとに分けて記載すると分かりやすくなります。例えば、入口、受付、メインステージ、テーブル、フォトスポットごとに、設置物、サイズ、カラー、数量を示します。
- イベント名、開催目的および想定参加者数
- 会場内の装飾対象エリアと配置場所
- 希望するテーマ、色、素材およびデザインイメージ
- 装飾品の所有権、貸与条件および返却方法
- 設営・撤去に必要な会場側の許可や設備条件
貸与品と消耗品の区別
アーチ、スタンド、花器、照明器具などは貸与品となる場合があります。一方、風船、造花、紙製装飾、消耗品などは原則として返却を要しないことが多いため、各品目の扱いを明確に区別しましょう。
編集できるテンプレート
文書テンプレート
パーティー装飾サービス契約書
本契約書は、以下の当事者間において、パーティーその他のイベントに関する装飾サービスの提供条件を定めるものである。
契約締結日:____________________年____________________月____________________日
契約締結場所:____________________
当事者
依頼者(甲)
住所:____________________
氏名/名称:____________________
代表者名(法人の場合):____________________
電話番号:____________________ 電子メール:____________________
受託者(乙)
住所:____________________
氏名/名称:____________________
代表者名(法人の場合):____________________
電話番号:____________________ 電子メール:____________________
イベントおよび業務の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | ____________________ |
| 開催日時 | ____________________年____________________月____________________日 ____________________時から____________________時まで |
| 会場名・所在地 | ____________________ |
| 装飾内容 | ____________________ |
| 設営日時 | ____________________年____________________月____________________日 ____________________時から____________________時まで |
| 撤去日時 | ____________________年____________________月____________________日 ____________________時から____________________時まで |
| 契約金額(税込/税別) | 金____________________円 |
| 前払金 | 金____________________円(支払期限:____________________) |
| 残金 | 金____________________円(支払期限:____________________) |
| 追加費用の条件 | ____________________ |
契約条項
- 乙は、別紙仕様書、見積書および甲乙間で確認した内容に従い、前記イベントの装飾業務を行う。
- 甲は、乙による業務遂行に必要な会場への入場、搬入、設営および撤去に関する許可を、自己の責任と費用において取得する。
- 甲は、前記契約金額を、前記支払条件に従って乙に支払う。振込手数料は____________________の負担とする。
- 装飾内容、数量、設営時間または会場条件の変更により追加費用が生じる場合、乙は事前に甲へ通知し、甲の承認を得るものとする。
- 甲がイベントを中止または延期する場合、甲は乙に対し、速やかに書面または電子メールで通知する。この場合のキャンセル料および実費負担は、次のとおりとする。____________________
- 乙が貸与する装飾品、器具または備品は、別紙一覧に定めるものとし、甲はその返却または回収に協力する。甲の責めに帰すべき事由により紛失、破損または汚損が生じた場合、甲は乙に生じた損害を賠償する。
- 天災、事故、会場閉鎖その他の当事者の合理的な支配を超える事由により業務の全部または一部を実施できない場合、甲乙は対応および費用負担について誠実に協議する。
- 本契約に定めのない事項または本契約の解釈に疑義が生じた事項については、甲乙が誠実に協議して解決する。
別紙・添付資料
□ 見積書 □ 装飾仕様書 □ 配置図 □ 貸与品一覧 □ その他:____________________
本契約の成立を証するため、本書を2通作成し、甲乙各自が署名または記名押印の上、各1通を保有する。
甲(依頼者)
住所:____________________
氏名/名称:____________________ 印
乙(受託者)
住所:____________________
氏名/名称:____________________ 印
この場で文面を編集できます。変更はブラウザーに保存され、印刷や Word・PDF への書き出しができます。
料金、支払時期および追加費用
報酬は、基本料金に含まれる業務と、別途請求となる費用を分けて定めます。材料費、運搬費、駐車料金、深夜早朝対応費、急なデザイン変更や作業延長の費用などは、発生条件と算定方法を記載することが望ましいです。
支払時期については、契約時の前払金、イベント前の残金、終了後の精算といった方法があります。請求書の発行日、支払期限、振込手数料の負担者も決めておくと円滑です。
- 装飾内容と見積金額を確認する。
- 前払金の金額と支払期限を定める。
- 変更・追加依頼時の承認手順を決める。
- 完了後の残金精算と領収書の扱いを確認する。
キャンセル、変更および不可抗力
イベントの中止や延期が起きた場合に備え、キャンセル通知の方法、期限および取消料を定めます。既に発注・制作した資材、外部スタッフの手配費、運搬費などの実費についても、負担者を明らかにしてください。
台風、地震、感染症の流行、会場閉鎖その他の当事者の責めによらない事情については、日程変更、既払金の充当、未実施部分の精算などの対応方針を事前に協議しておくと安心です。
契約締結前に、会場管理者の搬入・設営・火気・電源・壁面固定に関する規則を確認し、その条件を装飾事業者へ書面で共有してください。
責任範囲と確認手続
設営完了後は、依頼者または会場担当者が装飾内容を確認し、修正が必要な箇所を速やかに伝える手順を定めます。写真撮影による完成状態の記録も、後日の確認資料として役立ちます。
会場設備や第三者の所有物に損害が生じた場合の連絡方法、責任分担および保険加入の有無も確認しましょう。ただし、責任の範囲は個別の事情や適用法令により異なるため、必要に応じて専門家へ相談してください。
よくある質問
見積書だけで契約はできますか。
見積書と発注確認書だけで合意内容を示すこともありますが、キャンセル、変更、損害対応、撤去や返却などの条件が不足しやすいため、契約書または詳細な約款を併用することが望ましいです。
装飾のデザイン変更はいつまで可能ですか。
資材の発注や制作開始の時期によって異なります。変更可能な期限、無償変更の回数、追加料金が発生する条件を契約書または別紙に明記してください。
会場側の都合で設営時間が短くなった場合はどうなりますか。
会場の事情により作業条件が変わる場合、追加人員や時間外作業の費用が発生する可能性があります。変更が判明した時点で双方が協議し、作業内容、追加費用および完成範囲を確認することが重要です。