見積書・販売

不動産購入申込書を作成できる実用的な記入例付きモデル

不動産購入申込書は、購入希望者が対象物件、希望購入価格、支払条件、契約締結の希望時期などを売主側へ提示するための書面です。本モデルは、売買交渉の出発点として必要になりやすい事項を整理し、記入漏れや条件の曖昧さを抑えるために利用できます。提出前には、物件の権利関係、重要事項説明、融資特約その他の条件について、宅地建物取引士や専門家に確認してください。

不動産購入申込書は、購入希望者が物件に対する購入意思と希望条件を売主または仲介事業者に伝えるための書面です。一般に「買付証明書」や「買付申込書」と呼ばれることもあります。記載内容は売買契約そのものではありませんが、その後の交渉や契約準備に影響するため、価格や期限を具体的に示すことが重要です。特に住宅ローンの利用予定や手付金の条件は、曖昧にしないよう注意しましょう。

不動産購入申込書の目的

この書面は、購入を希望する物件と提示条件を整理し、売主に正式な検討を依頼する目的で用いられます。仲介会社を通じて提出されることが多く、売主は申込内容を踏まえて承諾、条件交渉、または他の申込みとの比較を行います。

申込書の提出だけで直ちに所有権が移転するわけではなく、通常は別途、重要事項説明を受けたうえで売買契約を締結します。ただし、申込みの撤回、申込金、預り金の取扱いなどは個別の書面や説明内容を十分に確認してください。

記載すべき主な項目

物件を特定できる所在地、土地・建物の表示、希望購入価格、支払方法、契約予定日および引渡希望日を記載します。売主に誤解を与えないよう、金額には消費税の取扱いや諸費用を含むかどうかも必要に応じて明示します。

購入希望価格と支払条件

購入希望価格は税込・税別の別や、土地建物の内訳が必要かを仲介会社に確認して記載します。自己資金、住宅ローン利用額、手付金の予定額を示すと、資金計画の実現可能性を判断しやすくなります。

期限と特約

契約締結希望日、ローン承認取得期限、引渡希望日を設定します。住宅ローンを利用する場合は、融資利用を前提とする旨や、融資不承認時の取扱いについて、契約時に設ける特約の内容を専門家へ相談しましょう。

記載項目用途記載例よくある注意点
対象物件購入対象を特定する○○市○○町○番○号住居表示と登記上の所在地を混同しない
購入希望価格売主へ価格条件を示す金○○○○万円税込・税別や付帯設備の扱いを確認する
手付金予定額契約時の支払計画を示す金○○万円申込金と手付金を同一視しない
融資利用額資金調達方法を伝える住宅ローン金○○○○万円審査前に確定的な表現を避ける
契約・引渡期限取引日程を共有する契約:○年○月○日まで現実的な審査・準備期間を確保する

編集できるテンプレート

文書テンプレート

不動産購入申込書

提出日:____________________年____________________月____________________日

提出先(売主/仲介会社):____________________________________________ 様

購入申込者は、下記不動産について、以下の条件により購入を申し込みます。

1.購入申込者

氏名(法人名):____________________________________________

住所(所在地):〒________________________________________________________

電話番号:____________________________ 電子メール:____________________________

生年月日(個人の場合):____________________年____________________月____________________日

2.対象不動産および購入条件

項目内容
物件所在地____________________________________________________________
物件種別土地 ・ 戸建 ・ マンション ・ その他(____________________)
土地・建物の表示/部屋番号____________________________________________________________
購入希望価格金 ____________________ 円
手付金予定額金 ____________________ 円
自己資金予定額金 ____________________ 円
住宅ローン利用予定額金 ____________________ 円
融資利用金融機関____________________________________________________________
売買契約締結希望日____________________年____________________月____________________日まで
引渡希望日____________________年____________________月____________________日
付帯設備・残置物に関する希望____________________________________________________________
その他の希望条件____________________________________________________________
____________________________________________________________

3.申込条件

  1. 本申込みは、上記対象不動産について売買契約の締結を希望する意思を示すものです。
  2. 売買契約の成立は、重要事項説明を受けた後、売主および買主が別途売買契約書に署名または記名押印することを条件とします。
  3. 住宅ローンを利用する場合の融資条件、融資承認期限および不承認時の取扱いは、売買契約書において別途定めるものとします。
  4. 本申込書に記載のない事項は、売主、買主および関係する仲介会社が誠実に協議して定めるものとします。

申込者は、上記記載内容に相違がないことを確認し、本不動産購入申込みを行います。

申込者住所:____________________________________________

申込者氏名:________________________________________ 印

共同申込者住所:________________________________________

共同申込者氏名:____________________________________ 印

この場で文面を編集できます。変更はブラウザーに保存され、印刷や Word・PDF への書き出しができます。

提出前に確認したいこと

提出前には、物件概要、販売図面、登記事項証明書、管理規約などから、対象物件の内容をできる限り確認します。中古マンションでは管理費・修繕積立金、戸建てや土地では境界、接道、法令上の制限なども重要です。

  • 物件所在地、地番、家屋番号または部屋番号
  • 希望購入価格と価格交渉の前提
  • 自己資金、融資予定額および金融機関
  • 手付金、残代金および諸費用の支払予定
  • 契約希望日、引渡希望日およびローン利用条件

作成から提出までの流れ

不動産会社が所定様式を用意している場合でも、記載内容を自分で確認し、空欄や不明確な条件を残さないことが大切です。署名・提出前に、申込みを撤回する場合の手続や、金銭を預ける場合の返還条件を書面で確認してください。

  1. 対象物件の表示と物件資料を照合する。
  2. 購入価格、資金計画、手付金額を決める。
  3. 契約日、引渡日、融資利用条件を記載する。
  4. 仲介会社または売主へ提出し、写しを保管する。
金銭を支払う前に、その名目、保管方法、返還条件および領収書の発行について、必ず書面で確認してください。

条件交渉で留意する点

価格だけでなく、引渡時期、付帯設備の引継ぎ、修繕の負担、残置物の処分なども取引条件になります。希望を記載する際は、必須条件と調整可能な条件を整理しておくと、交渉を進めやすくなります。

また、ローンを利用する場合、事前審査の結果、借入可能額、金利条件によって購入計画が変わる可能性があります。申込段階での条件と売買契約時の条項が一致しているか、契約締結前に改めて確認してください。

よくある質問

購入申込書を出したら必ず購入しなければなりませんか。

購入申込書は一般に売買契約とは異なりますが、書面の文言、支払済みの金銭、個別の合意内容によって取扱いが異なる場合があります。撤回を考える場合は、速やかに仲介会社または売主へ連絡し、書面と説明内容を確認してください。

申込金と手付金は同じですか。

同じ意味で扱われないことがあります。申込時に預ける金銭と、売買契約締結時に授受する手付金では、目的や返還条件が異なる場合があるため、名称だけで判断せず書面を確認しましょう。

住宅ローンが通らなかった場合はどうなりますか。

売買契約に住宅ローン特約が適切に定められているか、融資申込みの期限や必要書類を守ったかなどにより取扱いが異なります。契約前に特約の内容を十分に確認し、不明点は宅地建物取引士や専門家へ相談してください。

参考資料

執筆

Stefano Barcellos

Editor responsable

Es el editor responsable de Cidesp Docs: define qué modelos entran en el catálogo, cómo se estructuran y con qué palabras se explican. Todo texto pasa por sus manos antes de publicarse. Su criterio de partida es simple: quien busca un modelo de documento no quiere aprender redacción jurídica, quiere resolver algo hoy y sin ambigüedades. Por eso cada modelo se revisa en voz alta, se prueba con los campos vacíos a la vista y se descarta cualquier fórmula que esté ahí solo por costumbre. Trabaja con una regla fija: si una frase hay que leerla dos veces, se reescribe. No por estilo, sino porque una frase confusa en un documento es un problema que aparece más tarde, cuando ya nadie puede corregirlo.

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